デュペレ・バレラ ノワット・ロゼ 2022 / DUPERE BARRERA NOWAT ROSE 2022
“甘みが美しく溶け込んだような旨味”――
NOWATは No Added Water / No Tricks を掲げる、極めて自然体のロゼ。感じられる甘やかさは糖の印象ではなく、果皮由来のフェノールと完熟果実の抽出が生む、厚みを帯びた旨味に由来。赤いラズベリーやザクロの透明感ある果実、ほのかなハーブや白胡椒の気配。そこに、角の取れた塩味を伴う優しいミネラルが重なります。
2022年は南仏らしい陽光のエネルギーを湛えながらも、酸がきれいに残る年。
膨らみがありながら重くならない。
果実の旨みをフレッシュな酸と優しいミネラルが整えて、“心地よい引き締まりと膨らみの絶妙なバランス”を生んでいます。それは、穏やかな抽出とSO₂を極力抑えた造りがもたらす、しなやかな質感によって支えられているのでしょう。
甘さではなく、溶け込む旨味。
柔らかさの中に、確かな芯。
静かに、しかし確かに心に残るロゼです。
生産地:プロヴァンス
葡萄品種:サンソー63% グルナッシュ21% シラー16%
醸造:ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵、 同容器内 6ヶ月シュール・リー熟成。無濾過、無清澄にて瓶詰め
鮮やかなサーモンピンクの外観。苺などの赤系果実の香りに、バラなどのフローラルなニュアンスも。口中ではフレッシュな酸味や優しいミネラル感が広がり、余韻には円やかな優しいベリー系の果実味が長く舌に残ります。
スタイル:ロゼ・ドライ
【生産者について】
デュペレ・バレラは、**フランス南部プロヴァンスを拠点に活動する夫妻のワイン生産者(ネゴシアン & 醸造家)**です。カナダ出身のエマニュエル・デュペレとフランス人のローラン・バレラが2000年前後に創業し、「果実味をいかに純粋に表現するか」を最優先に据えたワイン造りを続けています。その哲学は、機械やポンプを使わず、手作業を尊ぶ伝統的なアプローチにも表れています。
夫妻はプロヴァンスやラングドック=ルーション、コート・デュ・ローヌなど広いエリアから葡萄を厳選し、自身の名を冠した多彩なラインナップを生み出しています。代表的なシリーズには、「NOWAT」や「En Caractère」などがあり、白・ロゼ・赤と幅広いスタイルで、土地ごとの個性を素直に映し出す味わいが特徴です。
また、夫妻は一時期「Clos de la Procure」と呼ばれる自社畑も所有し、AOCコート・ド・プロヴァンスに根ざしたワイン造りも手がけていました。土壌や気候から生まれるテロワールの奥行きと果実味を大切にしながら、丁寧な醸造とオーガニックへの取り組みを続ける姿勢が、ワイン愛好家から高い評価を受けています。
◎電気を使わず造る“ノワット製法”
ワイン造りにおいて、電気機械を一切使わず古い伝統にのっとって造る事から【No=使わない、Wat=電気】と名付けられました。この方法の最大のメリットは抽出を強く行い過ぎずに優しいタンニンを得ながらも、満足のいく濃さが得られる事です。
<収獲>
葡萄の熟度を見極めながら何回にもわけて手摘みで収穫が行われます。
<除梗・選果>
完璧な味わいを造る為に、キレイな葡萄の実を一粒一粒選別し、ワインに雑味が出ないように丁寧に手作業で果梗を取り除きます。
<破砕・圧搾>
葡萄の破砕、圧搾の作業も機械のなかった時代は、足で行っておりました。当然’Nowat’はその伝統に従い機械は使わず足で行います。足で行う事によりタンニンの質感が柔らかくなります。
(インポーター資料より)
