フランシス・ブラール レ・ラシェ ブリュット・ナチュール 2016 / Francis Boulard Les Rachais Brut Nature 2016
熟成ブラン・ド・ブランの理想形。ノンドゼで成立する完成度。
■ 味わい
辛口(ブリュット・ナチュール)
ボディ:中〜しっかり
香り:ナッツ、ブリオッシュ、熟した果実、トースト
スタイル:熟成感/旨味/エレガント
■ テイスティングコメント
アタックはノンドゼらしい引き締まったドライな印象。そこから時間とともに、ナッツやブリオッシュ、トーストのような熟成由来のニュアンスがゆっくりと広がります。後半には熟した果実の甘やかな気配が現れ、ドライさと旨味が美しく拮抗。長い余韻とともに、完成度の高さが印象に残ります。
■ このワインの魅力
単一区画「Les Rachais」由来のシャルドネから造られるブラン・ド・ブラン。手がけるのはFrancis Boulard。ノンドゼで仕上げることで、熟成とテロワールの個性をダイレクトに表現しています。
このワインが特筆すべきなのは、「熟成したブラン・ド・ブランに求められる要素」が無理なく一体化している点にあります。ナッツやブリオッシュの香ばしさ、旨味、そして広がり。それらが突出することなく調和しています。
本来、ノンドゼと熟成の両立は難しく、ドライさが強く出すぎたり、旨味が浮いたりしがちです。しかしこのワインでは、ドライさと熟成由来の甘やかさが高い次元で均衡し、自然な流れとして成立しています。
削ぎ落とした先に現れる、熟成の豊かさ。
ノンドゼでここまでの完成度に達した、ひとつの理想形といえる一本です。
■ ペアリング
熟成したチーズや鶏肉のロースト、バターを使った料理と好相性。旨味のある料理と合わせることで、ワインの奥行きがより引き立ちます。
■ 詳細
産地:フランス/シャンパーニュ
品種:シャルドネ 100%(ブラン・ド・ブラン)
タイプ:ブリュット・ナチュール
ヴィンテージ:2016
栽培:リュット・レゾネ(※必要に応じて調整)
醸造:自然酵母発酵
ドザージュ:0g/L(ノンドゼ)
熟成:長期瓶内熟成
■ 生産者
Francis Boulardは、シャンパーニュでテロワール表現を重視するグローワーのひとり。単一区画や品種の個性を活かし、自然なアプローチでワイン造りを行っています。バランスと純度を重視したスタイルに定評があります。
■ 飲み頃・提供温度
飲み頃:今〜7年
提供温度:10〜12℃
■ ショップコメント
「ノンドゼと熟成がここまで美しく調和する例を見せてくれるシャンパーニュ。甘さに頼らず、熟成の魅力をしっかりと感じさせてくれる一本です。」
