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ジョナタン・ディディエ・パビオ プイィ・フュメ オーベーヌ 2022 / Jonathan Didier Pabiot Pouilly-Fumé Aubaine 2022
単一区画が映し出す、プイィ・フュメのもう一つの表情。繊細さと奥行きを兼ね備えた、エレガントなソーヴィニヨン・ブラン。
■ 詳細
生産者: ジョナタン・ディディエ・パビオ
産地: フランス・ロワール地方 プイィ・フュメ
品種: ソーヴィニヨン・ブラン100%
タイプ: 白・辛口
醸造: 単一区画「Les Champs de Cris」の樹齢約30年のブドウを使用。天然酵母で発酵後、コンクリートタンクを主体に一部古樽と磁器製アンフォラで約18か月熟成。
■ 味わい
熟したレモンや黄桃、洋梨に、白い花やマジョラムを思わせるハーブ、ほのかなスモーキーさが重なります。口当たりはしなやかで、熟した果実の厚みがありながらも、冷涼感のある酸と石灰質土壌由来のミネラルが全体を美しく引き締めます。余韻には柑橘のほろ苦さと塩味が心地よく続き、繊細さと密度が見事に共存しています。
■ このワインの魅力
「オーベーヌ(Aubaine)」は、ジョナタン・ディディエ・パビオが初めて手掛けた単一区画シリーズの一つです。区画はトラシー・シュル・ロワールの高台に位置し、石の多いポルトラン期由来の石灰質土壌(カイヨット)が特徴です。
このワインの魅力は、プイィ・フュメらしい火打石を思わせるミネラルだけでなく、果実の柔らかさと質感の美しさにあります。18か月という長い熟成を経てもフレッシュさは失われず、果実、酸、ミネラルが一本の線でつながるような完成度を見せます。
「Aubaine」はフランス語で「思いがけない幸運」「思いがけない贈り物」という意味。その名の通り、飲み手に静かな感動を与えてくれる、気品あるプイィ・フュメです。
■ ペアリング
真鯛やヒラメのカルパッチョ、牡蠣、帆立のポワレ、海老のグリル、白身魚のロースト、山羊のチーズ、ハーブを使った鶏肉料理
■ 生産者について
ジョナタン・ディディエ・パビオは、プイィ・フュメで5代続くワイン生産者です。2005年にドメーヌへ加わると、すぐに有機栽培へ転換を開始し、フォジェールのビオディナミの名手レオン・バラルのもとでの経験を活かして、2016年にはビオディナミ認証を取得しました。
畑では生命力豊かな土壌づくりを重視し、醸造では畑由来の酵母を「ピエ・ド・キューヴ」で培養して自然発酵を行うなど、ブドウ本来の個性を最大限に引き出すことを大切にしています。キュヴェごとに異なる土壌を丁寧に表現し、「テロワールの違いを味わうプイィ・フュメ」を追求しています。
近年は世界的な評価も急速に高まり、RVFやVinousなどでも高い評価を獲得。プイィ・フュメの新世代を代表する造り手として注目を集めています。
