1006 ミルシス マリンヌ 2025 / 1006 Millésime Marine 2025
40年のVVと雲母片岩の土壌が描く、静かな深み。
澄んだ果実味とミネラルが調和するミュスカデ。
■ 詳細
生産者: 1006 ミルシス
産地: フランス・ロワール/ミュスカデ地区 ヴェルトゥ村
品種: ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)100%
タイプ: 白・辛口
醸造: ヴェルトゥ村の約1ha、樹齢約40年のVVを使用。ミカシスト(雲母片岩)を基盤とするシルト質・石英土壌。ステンレスタンクで発酵後、6ヶ月間シュール・リー熟成。清澄は行わず、軽くフィルターをかけて瓶詰め。SO₂は瓶詰め前にのみ極少量使用。
■ 味わい
柑橘や青リンゴを思わせる爽やかな果実味に、ミュスカデらしい清らかな酸とミネラルが重なります。口当たりは軽やかでありながら、シュール・リーによる旨みがほどよい厚みを与え、後半には塩味を思わせるニュアンスが広がります。約40年のVVと雲母片岩を基盤とする土壌の個性が、すっきりとした味わいの中に静かな奥行きを与えています。
■ このワインの魅力
《Marine》の魅力は、シンプルな爽やかさだけでは終わらないミュスカデであること。
ヴェルトゥ村の約40年のVVから収穫されたムロン・ド・ブルゴーニュを、ステンレスタンクで発酵。6ヶ月間のシュール・リー熟成によって、品種の清涼感を残しながら、旨みと質感を引き出しています。
さらに、ミカシストを基盤とするシルト質・石英土壌という、この区画ならではのテロワールもポイント。果実の瑞々しさの奥にミネラルの輪郭が感じられ、飲み進めるほどに味わいの立体感が見えてきます。
「Marine」はラベルに描かれたマリンブルーに由来し、夜にしっとりと寄り添うような、このワインの落ち着いた深みを表現しています。
■ ペアリング
牡蠣、ホタテのカルパッチョ、白身魚のマリネ、魚介のフリット、ムール貝の白ワイン蒸し、白身魚のグリル、山羊のフレッシュチーズ
■ 生産者について
1006 ミルシスは、サヴニエールの「ドメーヌ・デュ・クロゼル」で栽培・醸造責任者を務めたポリーヌ・レールが2020年に設立したメゾンです。ドメーヌではなくネゴシアンという形を選んだのは、ひとつの畑に限定するのではなく、故郷であるロワール全域の魅力を紹介したいという思いから。名称の「1006」も、ロワール川の全長1006kmに由来しています。
現在はビオロジック栽培を実践する11のドメーヌや栽培農家と長期契約を結び、区画の選定から栽培方法、収穫のタイミングまでを共有。単にブドウを仕入れるのではなく、栽培家と深く協働することで、テロワールを反映したブドウを確保しています。
醸造所は2020年にアンジェ市内に新設。収穫はすべて手摘みで、天然酵母による発酵を基本とし、清澄は行わず、SO₂も瓶詰め時に極少量のみ使用。ポリーヌ・レールが掲げる「生きているワイン」という考え方のもと、ロワールの土地と果実の個性を素直に表現しています。
