ロウシーン・カーリー ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥーサン ルージュ 2023 / Róisín Curley Beaune 1er Cru Les Toussaints Rouge 2023

ダーク系果実の深みと端正な骨格。しなやかなタンニンが支える優美なプルミエ・クリュ。
 



■ 詳細

 

生産者: ロウシーン・カーリー
産地: フランス・ブルゴーニュ地方/コート・ド・ボーヌ/ボーヌ・プルミエ・クリュ
品種: ピノ・ノワール100%
タイプ: 赤・辛口
醸造: 南東向き斜面上部の0.27ha。ビオロジック栽培。粘土質土壌、樹齢約30年。収量45hl/ha。50%除梗し、開放型ステンレスタンクでアルコール発酵。その後228Lの樽でマロラクティック発酵と11ヶ月間の熟成。新樽比率20%。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。

 



■ 味わい

 

ブラックチェリーやブラックベリー、熟したプラムなどのダーク系果実を思わせる香りに、スミレやスパイス、土を連想させるニュアンス。

口に含むと、果実にはしっかりとした深みがありながら、酸が全体をきれいに引き締めます。タンニンは細やかで、ほどよい密度を感じさせながらも硬さはなく、滑らかな質感へとつながります。

余韻には黒系果実とスパイスのニュアンスが長く残り、果実の充実感、酸、タンニンが明確な輪郭を描く、端正で奥行きのある味わいです。
 



■ このワインの魅力

 

《レ・トゥーサン》の魅力は、ダーク系果実の深みを備えた、明瞭な骨格にあります。

南東向き斜面上部の0.27haという小さな区画。粘土質土壌に植えられた樹齢約30年のピノ・ノワールから、しっかりとした果実の密度を持つワインが生まれます。

醸造では50%を除梗し、ステンレスタンクで発酵。その後11ヶ月間樽で熟成します。新樽は20%に抑えられているため、樽の存在感を前面に出すのではなく、果実の深みと骨格にほどよい奥行きを与えるような仕上がりです。

同じボーヌの《レ・プレヴォル》が古樹由来の密度としなやかさ、《レ・トゥーロン》が重層的な複雑さを魅力とするのに対して、《レ・トゥーサン》はダーク系果実の深みと、骨格の美しさがよりストレートに感じられる一本

プルミエ・クリュらしい充実感を備えながら、ロウシーン・カーリーらしい繊細さを失わないところに、このワインの魅力があります。
 



■ ペアリング


鴨のロースト、仔羊のグリル、牛肉のロースト、豚肉の煮込み、きのこのソテー、根菜のロースト、熟成したコンテ
 



■ 生産者について

ロウシーン・カーリーは、アイルランド出身の醸造家。母国で薬剤師として働いていた彼女は、やがてワインに強く惹かれるようになり、フランスのモンペリエ大学とドイツのガイゼンハイム大学で栽培と醸造を学びました。その後、ボルドーのシャトー・ラトゥール、ローヌのシャトー・グリエでワイン造りの実務を経験し、2015年にブルゴーニュのボーヌで自身のマイクロネゴシアンを設立しています。

彼女のワイン造りで特徴的なのは、あらかじめ決めた醸造レシピを当てはめるのではなく、ブドウ、果汁、ワインがどのように変化していくかを感じ取り、そのヴィンテージと畑に合わせて造りを判断すること。提携する栽培家には、厳格なリュット・レゾネ、ビオロジック、ビオディナミなどの栽培を求め、マス選抜を実践する栽培家からブドウを購入しています。醸造では非常に厳しく選果し、天然酵母のみで発酵。キュヴェごとに除梗率も変えています。

また、ロウシーン・カーリーの興味深い点は、アペラシオンの知名度や格付けだけでワインの価値を判断しないこと。彼女自身が飲み手として愛する土地の可能性を重視し、すべてのワインをグラン・クリュと同じ注意深さと愛情をもって造ることを大切にしています。2015年にはAOCボーヌのピノ・ノワールとAOCサン・ロマンのシャルドネからワイン造りを始め、その後もアリゴテなど、ブルゴーニュの多様な土地と品種に取り組んでいます。

さらに、より深くワインを理解したいという探究心から、2020年にはマスター・オブ・ワイン(MW)の資格を取得。醸造家であると同時に、学び続けることを自身の重要な姿勢としており、その知識と経験を、最終的には「自分自身が本当に飲みたいと思うワイン」を造るために生かしています。

《レ・トゥーサン》は、そんな彼女の考え方がよく表れた一本。約30年の樹齢、粘土質土壌、南東向きという区画の条件を活かし、**ダーク系果実の深みとしっかりとした骨格を持ちながら、タンニンと酸によって端正にまとめ上げています。**格付けだけに頼らず、それぞれの畑の個性を丁寧に引き出すロウシーン・カーリーの姿勢を感じられる、ボーヌ・プルミエ・クリュです。
 



■ ショップからのメッセージ

シャンパーニュとフランス白ワインを中心にセレクトしている当店ですが、そんな中でも、ずっと大切にご紹介している数少ない赤ワインがあります。

ブルゴーニュ・ボーヌを拠点にワインを造る
Róisín Curley(ロウシーン・カーリー)。

マスター・オブ・ワインでありながら、自ら小さな醸造所でワイン造りを行う彼女。
決められたレシピにワインを当てはめるのではなく、葡萄や果汁の変化を見ながらできる限り介入を抑え、その畑、その年が持つものを丁寧にワインへと導いていきます。

彼女のワインに惹かれるのは、
ブルゴーニュらしい繊細さや透明感の中に、きちんと芯があること。

華やかさを競うのではなく、
飲むほどにその精度や奥行きが見えてくる。

白ワインを中心に扱う私たちが、
それでも赤ワインとしてぜひご紹介したいと思う、大好きな造り手のひとりです。

 

価格

24,860(税込)

配送について

クール便(冷蔵)

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数量

  • ワイン1本
    24,860(税込)
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