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ドメーヌ・アラン・ヴィニョ ブルゴーニュ コート・サン・ジャック ピノ・グリ 2024 / Domaine Alain Vignot Bourgogne Côte Saint-Jacques Gris
ブルゴーニュの北端で出会う、淡く美しい“ヴァン・グリ”。
ピノ・グリの果実味と酸、淡い銅色の美しさを楽しむ、個性派ブルゴーニュ。
■ワインについて
ブルゴーニュの最北部、ヨンヌ川を見下ろすジョワニー周辺に広がる「コート・サン・ジャック」。シャブリにも近いこの小さな産地で、ドメーヌ・アラン・ヴィニョが造る個性豊かなピノ・グリです。
このワインの大きな特徴は、その色合い。ピノ・グリの果皮を約6時間浸漬してからゆっくり圧搾することで、淡い銅色を帯びた「œil de perdrix(鴨の目)」と呼ばれる独特の色調に仕上がります。生産者自身も「vin gris(ヴァン・グリ)」と呼んでおり、一般的なピノ・ノワールのロゼとは異なる、ピノ・グリならではのワインです。
香りには白い花を思わせるフローラルなニュアンス、口中には果実味が広がり、軽やかな色合いから想像する以上にしっかりとした余韻を楽しめます。
■味わい
白いサンザシの花を思わせる繊細な花の香りに、みずみずしい果実のニュアンス。口当たりはフルーティーで、柔らかな果実味を感じながらも、酸が全体を引き締めます。
淡い色調ながら味わいにはきちんと厚みがあり、フィニッシュには果実の風味が心地よく残ります。ロゼワインのような軽快さだけではなく、食事と合わせて楽しみたい、しっかりとした存在感を持つ「食中酒としてのピノ・グリ」です。
■このワインの魅力
何より面白いのは、「ブルゴーニュ=シャルドネやピノ・ノワール」というイメージから少し離れたところにあること。
コート・サン・ジャックはヨンヌ川を見下ろす南〜南東向きの斜面に位置し、粘土に火打石を多く含む土壌と、トゥーロニアンの白亜質の下層土を持つ、この地域ならではのテロワールがあります。生産者は、特にピノ・グリから造られる「ヴァン・グリ」に、この土地特有の火打石を思わせる個性が表れると説明しています。
そして、約6時間の果皮浸漬によって生まれる淡い色調。見た目はロゼに近くても、味わいはピノ・グリらしい果実味と酸を持つ、独自のスタイルです。
■ペアリング
鮭の塩焼き、鰆の西京焼き、秋鮭ときのこのホイル焼き、帆立のバター醤油焼き、鶏肉の照り焼き、豚しゃぶの胡麻だれ、きのこの天ぷら、茄子の揚げ浸し、白身魚のムニエル、魚介のクリームソース、エスカルゴのブルゴーニュ風、仔牛のクリーム煮、ラクレット
■生産者について
ドメーヌ・アラン・ヴィニョは、ブルゴーニュ北部のジョワニーを拠点とする家族経営のドメーヌです。
家系のワイン造りの歴史は古く、記録上は1639年生まれのToussaint Vignotが一族最初のヴィニュロンとして確認されています。1970年にはわずか1.5haだった所有畑を、その後少しずつ拡大。現在、ジョワニーにはAOCとして認められた約100haのうち25haの畑があり、その中でもコート・サン・ジャックに区画された13.3haのうち10haをドメーヌが耕作しています。
シャルドネやピノ・ノワールだけでなく、この土地に残るピノ・グリなどの品種にも取り組み、コート・サン・ジャックという北部ブルゴーニュの個性を伝えるワインを造っています。
■詳細
産地:フランス/ブルゴーニュ
アペラシオン:Bourgogne Côte Saint-Jacques
品種:ピノ・グリ100%
タイプ:ロゼに近い淡い色調の辛口ワイン
ヴィンテージ:2024
醸造:手摘み、選果、除梗後、約6時間の果皮浸漬。ゆっくり圧搾し、タンクで発酵。マロラクティック発酵後、数か月間澱上熟成
飲み頃温度:10〜12℃
