アンリ・マリオネ ヴィニフェラ・ソーヴィニヨン 2024 / Henry Marionnet Vinifera Sauvignon 2024
自根のソーヴィニヨンが描く、繊細さと豊かな奥行き
■詳細
産地: フランス/ロワール地方、トゥーレーヌ
原産地呼称: AOCトゥーレーヌ
品種: ソーヴィニヨン・ブラン100%
■味わい
白い花やアカシアを思わせる香りに、白桃、洋梨、グレープフルーツ、レモンのニュアンス。繊細で澄んだ口当たりながら、果実のふくらみと豊かな質感を備えています。驚くほどの熟した果実の厚みと、ソーヴィニヨン・ブランらしい張りのある印象が調和した、奥行きのある味わいです。
■このワインの魅力
最大の特徴は、2000年に植樹された接ぎ木をしていない自根のソーヴィニヨン・ブランから造られること。フィロキセラ禍以前のブドウ栽培を思わせる、現在では希少な仕立てです。
一般的なソーヴィニヨン・ブランの爽快な柑橘やハーブの印象だけにとどまらず、白い花や熟した果実、しなやかな質感が重なります。繊細さと豊かさを併せ持つ、アンリ・マリオネの個性が表れた一本です。
ペアリング
鶏肉のレモンバターソテー、豚ヒレ肉のハーブロースト、鶏肉とごぼうの炊き込みご飯、アスパラガスのグリル、じゃがいもと長ねぎのグラタン、鮭ときのこのホイル焼き、コンテチーズ
■生産者について
1921年、クレベール・マリオネによって創設された、ロワール地方トゥーレーヌの家族経営ドメーヌ。アンリ・マリオネが1967年から1978年にかけて畑を再整備・拡張し、現在は約58haのブドウ畑を擁しています。
この生産者を際立たせているのは、伝統を守るだけでなく、ブドウ栽培とワイン造りの可能性を追求し続けてきた姿勢です。
象徴的なのが、フィロキセラ禍以前の栽培方法を受け継ぐ「自根」のブドウ樹。
現在では多くのブドウ樹が台木に接ぎ木されていますが、アンリ・マリオネは接ぎ木をしていないブドウ樹の畑を維持し、その個性をワインとして表現しています。
「ヴィニフェラ・ソーヴィニヨン」は、2000年に植樹された自根のソーヴィニヨン・ブランから造られるキュヴェ。白い花や果実の繊細な香り、透明感のある口当たり、そして豊かな広がりを備えた味わいが特徴です。
また、ドメーヌではフィロキセラ禍以前に植えられたとされる希少なロモランタンの古樹を守り、現在ではほとんど見られないブドウ品種「ガメイ・ド・ブーズ」によるワイン造りにも取り組んでいます。
失われかねないブドウの遺産を未来へつなぎながら、既成概念にとらわれず新たな表現を探る。アンリ・マリオネは、ロワールの歴史と革新をともに体現する生産者です。
