シードルリー・ドゥ・ヴェルジイ シードル 2022 / Cidrerie de Verzy Cidre 2022
シャンパーニュの技術が引き出す、リンゴの奥行き
■詳細
産地: フランス
原料品種: ダビネット、ハリー・マスター、ジュドール
アルコール度数: 7%
醸造・熟成: オーク樽発酵、樽内で12か月熟成、瓶内熟成14か月
ドザージュ: 1g/L
■味わい
フレッシュな青リンゴとオレンジの香りに、ほのかなドライアプリコットのニュアンス。口に含むと、きめ細かな泡と切れのある酸が広がり、リンゴ由来のタンニンが味わいを引き締めます。
果実のフレッシュさだけでなく、熟成による複雑さと奥行きを備えているのが特徴。ドライな印象の中に果実のふくらみがあり、余韻にはほのかな渋みと深みが続きます。
■このシードルの魅力
シャンパーニュと同じトラディショナル方式で造られる、少量生産の本格派シードル。炭酸ガスを注入するのではなく、瓶内二次発酵によって泡を生み出すことで、きめ細かな泡立ちと繊細な質感を引き出しています。
原料には、ダビネット、ハリー・マスター、ジュドールという3種のシードル用リンゴを使用。タンニンやほろ苦さ、芳香など、それぞれの品種が持つ個性が、酸と泡に奥行きを与えています。
発酵にはオーク樽を用い、12か月の樽内熟成に続いて14か月の瓶内熟成を実施。瓶内二次発酵には一般的な砂糖ではなく、リンゴ由来の糖分を用います。
シードルを単なるカジュアルな発泡酒としてではなく、テロワールや果実の個性、熟成による複雑さまで楽しむ飲み物へ。ワイン造りの発想をリンゴに応用した、造り手たちの探究心が感じられる一本です。
■ペアリング
豚肉のリエット、そば粉のガレット・コンプレット、ローストポークの粒マスタード添え、鶏もも肉のクリスピー焼き、玉ねぎのタルト、熟成チェダーチーズ、ソーセージとレンズ豆の煮込み
■生産者について
シードルリー・ドゥ・ヴェルジイは、2021年に発足した共同プロジェクト。シャンパーニュで活躍する5人の生産者、カンタン・パイヤール、フラヴィアン・ノワック、アドリアン・ルノワール、アントワーヌ・ブヴェ、ベルトラン・ラピエが、それぞれの経験と技術を持ち寄って立ち上げました。
彼らが目指したのは、ノルマンディーの歴史あるリンゴや洋梨のテロワールを、シャンパーニュで培ったワイン造りの哲学によって表現すること。伝統的なシードルの製法にとどまらず、樽発酵や瓶内二次発酵、長期の澱熟成を取り入れ、果実の持つ可能性を引き出しています。
原料には、シャンパーニュ地方やノルマンディー地方で育つ、樹齢30〜250年の有機栽培・ビオディナミ栽培のリンゴや洋梨を使用。ヴェルジイのセラーで時間をかけて醸造・熟成しています。
シャンパーニュという土地で磨かれた技術を、あえてブドウ以外の果実に生かす。その挑戦を支えているのは、5人の造り手の友情と、それぞれが培ってきた知識への信頼です。シードルリー・ドゥ・ヴェルジイは、シャンパーニュの精神を新たな形で表現するプロジェクトといえます。
※こちらは、シャンパーニュ地方で生産される【シードル】です。シャンパーニュではありませんのでご注意ください。
