【SOLDOUT】ドメーヌ・デュ・フレッシュ アンジュー ブラン / Domaine du Fresche Anjou Blanc

ボレ家は、アンジェ市から南西に25km、ラ・ポムレ村に19世紀から続く名門の栽培家で、1976年に「ドメーヌ・デュ・フレッシュ」を設立、1989年より6代目のアラン・ボレが運営しています。アラン・ボレはアンジューにおけるビオロジック栽培の草分けとして知られ、早2000年には完全ビオロジックによる栽培を開始しています。

「当時は周りからずいぶん変人扱いされましたが、化学肥料や農薬を使わない方が明らかにワインが美味しいので、今日まで続けています。古くからやっているので、僕の畑の土は健康そのもの。土の中で暮らし、ぶどうが美味しくなるのを手伝ってくれる小さな小さな生き物たちにとっては、楽園だと思います（笑）」と語るボレ氏。

自然への愛情に溢れるアラン・ボレ氏の造るワインは優しい気持ちになるような味わいです。

「ラベルにも描いた小鳥たちと会話しながら、1年中畑仕事を楽しんでいます。ウチのぶどうは、本当に美味しい。なので醸造はできるだけ手をかけず、ゆっくりと、自然に、自然に」

口の中ですっととろけたかと思えば、滋味が湧き水のように溢れ出てくる。果実味たっぷりだが、濃くはない。深い癒しが感じられるアラン・ボレのワインは、自然から人間への感謝状なのかもしれません。

 

産地：

フランス / ロワール

 

ブドウ品種：

シュナンブラン100%

特徴：
2000年よりビオロジック栽培（2004年に「AB」認証取得）
除梗しない。
地元ラ・ポムレ村の3.5haの畑より。
シスト、粘土質、泥土質土壌。平均樹齢約25年。
ステンレスタンクで発酵後、12ヶ月間熟成。
フランス国内で70％が消費。

 

 

味わい：

辛口
 

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【家庭料理】
✔︎ 五目煮豆
✔︎ズッキーニの胡麻和え
✔︎万願寺とうがらしの炊いたん

濃すぎないコクと程よい複雑味が印象的なシュナンブランのアンジュ。
僅かに酸はあるものの主張が優しく、
味わいにおいても円やかすぎず、キレもキツくない、
落ち着きのある穏やかな味わいです。
かといって、凡庸ではなく、味はきちんと存在感があり、
シュナンブランの美しい個性が伸びやかに表現されたワインです。
家庭料では、お醤油の味の効いたものや、
出汁の味わいの、胡麻の香ばしさを感じる料理などと好相性です。
優しい酸が料理にさっぱりとした味わいを添え、旨味を増してくれます。