ドメーヌ バシュレ モノ サントネイ 2020 / Domaine Bachelet Monnot Santenay 2020
ドメーヌ バシュレ モノは、コート・ド・ボーヌの南、マランジュのデジーズ村を本拠地とするドメーヌ。
1979年にフランソワ・バシュレが父のベルナール・バシュレから引き継いだドメーヌを、2005年にマルクとアレクサンドルの2人息子が、祖父や父のワイン造りをさらに引き継ぐ形で設立されました。
マルクとアレクサンドルは醸造の学校を卒業した後、フランスや海外でもワイン造りの経験を積んできました。
Bourgogne Aujourd’hui誌やRuvue de Vins de Franceといった現地メディアはもちろん、International Wine Cellar誌といった国際的なワインのメディアで輝かしい称賛を受けたバシュレ兄弟。
かつて“未来を継ぐ新しい造り手”と呼ばれた兄弟は今もなお、高い品質を追求しています。
現在23haを所有し、ピュリニーを中心にシャサーニュ、ムルソー、サントネーの高品質なワインを生産しています。
除草剤は不使用。
収穫は全て手摘み。
アペラシオンによって新樽の比率を変えながら、12~18ヶ月熟成。
彼らは通常、マロラクテック発酵が終了するまで澱を攪拌させます。それは時には1~2カ月に及びます。新樽比率は控えめで、プルミエ・クリュには50%程度、バタールやビアンヴニュに対してはそれ以上の新樽を用います。柔らかく軽くトーストした樽を用いることで、ワインに過度な焙煎香が付くことを避けるためです。
現在ではブルゴーニュ伝統の228リットル樽からドゥミ=ミュイと呼ばれる350~500リットルの樽の割合を増やし、より緻密で純粋な果実味とテロワールの表現を志しています。
産地:
フランス / ブルゴーニュ
ブドウ品種:
シャルドネ100%
平均樹齢:
30〜50年
土壌:
石灰粘土質
特徴:
収穫は全て手摘み、除梗せずに空気圧式圧搾機で軽く搾る。
その後、低温で 24 〜36 時間ほどデブラバージュ(不純物などを沈殿させる)した後、樽にてアルコール発酵を行う。
新樽比率 30%で樽にて 12 ヶ月熟成される。
味わい:
白辛口
エキゾチックで芳醇な味わいのバシュレ・モノのサントネイ。
綺麗な酸とミネラル感を備え、その伸びやかさが秀逸。
しっかりとした厚みや濃さが非常に心地よく、
飲みごたえと飲みやすさのちょうど良いバランスを味わせてくれる美味しい1本です。
濃いめのお料理もしっかりと受け止めてくれますが、バシュレ・モノらしいエレガントな趣きはシンプルな素材感のある料理や、醤油などを使った旨味の引き立つ調味料とも相性の良さを感じさせます。
ワインそのものが良い意味で分かりやすい旨味の存在感を発揮するので、気がつくと1本空いてしまうような、魅力的な1本です。
※画像は2016VTのものとなります。エチケットデザインに変更はございません。